女性のエイジングには、16~46歳までに
3度の曲がり角=スパイラルポイントがあります。
この3度のスパイラルポイントを契機として体型が大きく変化します。ワコールではこれを「スパイラルエイジング」として2000年に研究発表しています。
成人後、最大の体型変化が起こるのが、37歳~39歳にかけての30代のスパイラルポイントです。出産によっても、からだは大きく変貌しますが、さらに大きな変化が、この時期に一気に現れるのです。基礎代謝の低下や、女性ホルモンの減少をきっかけとして、ウエストのくびれがなくなったり、上半身のサイズが大きくなるなど、ボディバランスが目に見えて変化していきます。しかしこれはだれもが通る道。下着でできるエイジングケアを取り入れて、いつまでも若々しい気持ちを保ちたいですね。
まず、からだの内的要因の、加齢に伴うホルモンバランスの変化により、バスト全体がやわらかくなります。また、皮ふの弾力性や柔軟性が低下することで、バストを支える力が弱まり、かたちの変化が起こります。そのほか外的要因として、ランニングによる「揺れ」など、日常生活のさまざまな刺激によっても、変化しやすくなります。
加齢や筋肉の衰えにより、おしり内部が“ゆるむ”といった内的要因が、おしりの変化を引き起こす大きな理由。また、外的要因として、日常生活の小走りなどの「揺れ」による刺激も、ゆるみを加速させる可能性があると考えられています。
20代のスパイラルポイントをすぎると、カラダ全体のサイズが増加に転じ37~39歳のスパイラルポイントで急激な体型変化が訪れます。同じサイズであっても、20代の方に合うブラジャーが40代の方に必ずしも合うということはありません。少し動いただけで、カップがパカパカ浮いたり、背中にくいこんだりすることがあります。これは、加齢によってバストのかたちや、やわらかさが変わってくるためです。
体型変化は全ての人に同じように起きるものの、その変化が非常に小さい人がいることもわかってきました。その人たちの行動・意識を調べると、「運動」「食事」の習慣にはっきりした特徴があることが見えてきました。
その、きれいに見せるポイントは、年代によって違うことがわかりました。
気になる変化をチェック。おすすめアイテムをご紹介します。
こんな変化に気づいたら、インナーを見直してみてください。