女性のエイジングには、16~46歳までに
3度の曲がり角=スパイラルポイントがあります。
この3度のスパイラルポイントを契機として体型が大きく変化します。ワコールではこれを「スパイラルエイジング」として2000年に研究発表しています。
3つの曲がり角のうち、大人の女性としての体が完成するのが24歳~26歳で迎えるスパイラルポイントです。
大人っぽいほっそりしたプロポーションへとスイッチし、
カラダの全体のサイズが小さくなるため、自分のカラダに対する問題意識が低くなります。
ですが、このスパイラルポイントを境に、年代が同じでもそれぞれ個性豊かな体型変化をしていきます。
丸みがある
理想的なバスト
デコルテのボリュームが
落ちる(そげる)
下部がたわみ
乳頭が下向きに
外に流れ、
バスト自体が下がる
まず、からだの内的要因の、加齢に伴うホルモンバランスの変化により、バスト全体がやわらかくなります。また、皮ふの弾力性や柔軟性が低下することで、バストを支える力が弱まり、かたちの変化が起こります。そのほか外的要因として、ランニングによる「揺れ」など、日常生活のさまざまな刺激によっても、変化しやすくなります。
横から見ると
きれいな半円形
ヒップ下部が
たわむ
ウエスト周辺の
メリハリがなく
なり、
ヒップの頂点が下がる
股関節付近がそげ、
ヒップが内側に流れる
加齢や筋肉の衰えにより、おしり内部が“ゆるむ”といった内的要因が、おしりの変形を引き起こす大きな理由。
また、外的要因として、日常生活の小走りなどの「揺れ」による刺激も、ゆるみを加速させる可能性があると考えられています。
COLUMN
妊娠・出産をすると、プロポーションは台無しになる、と信じていませんか?
カラダが激変するこの時期は、下着でできるエイジングケアをはじめる絶好の機会です。赤ちゃんの事を第一に考えるのはもちろんですが、お母さん身体のカラダについても、きちんと意識してください。そうすれば、妊娠、出産期は、カラダにプラスの方向へ導く、またとないきっかけになるかもしれません。
医師や栄養師と相談して適正な体重管理をしましょう。
マタニティ体操やウォーキングなど、軽い運動がおすすめです。
産前から産後まで、ボディの変化をサポートする、マタニティ下着の着用をおすすめします。
体型変化は全ての人に同じように起きるものの、その変化が非常に小さい人がいることもわかってきました。その人たちの行動・意識を調べると、「運動」「食事」の習慣にはっきりした特徴があることが見えてきました。
その、きれいに見せるポイントは、
年代によって違うことがわかりました。